狂おしいほどに、恋の戯曲を


ジュース一本くらいで…。と呆れたが、
またいつ話を吹っかけられるかわかったものじゃないので
とりあえずおごっておくことにした。


「サンキュ。っておい!なんでお前、俺の飲めないイチゴオレ買ってんだよ!!!!」

「ふん、教室で悪口言った罰よ!」

ちょっとした意地悪を上乗せして。





「ゆいはいいなあ…。」

那智は、二人に聞こえないようにそっと呟いていた。



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