教授との融点
圭吾一一一大崎 圭吾(おおさき けいご)とは、大学から程近いこのアパートで2人暮らし。


つき合い始めてもうすぐ2年…だったかな?


同じ大学の生物学科で1コ下の圭吾にあたしが一目惚れして。


しばらく片想いを味わった後、圭吾から告白してくれた。


あたしが大学3年の春の事だった。


「年下でもOK?」


そう言ってキスしてくれた圭吾と、あたしのアパートで暮らし始めたのも同時期で。


マンネリしそうな会話も、毎晩触れ合う肌も2年前とは何も変わらず、この春、圭吾は大学4年、あたしは研究生1年になった。


優しい圭吾、あたしを包み込んでくれる包容力のある圭吾。


あたしは圭吾が大好き。
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