教授との融点
寝室に消えた教授はタオルを持って戻って来て、あたしをバスルームに連れて行った。


お酒の染み込んだあたしの体。


シャワーは使いたい。


でも、ここは教授の家…。


迷っているあたしのブラウスのボタンに教授が手をかけた。


「何?脱がせてほしいの?」


「いえ…!自分でしますっ」


「じゃあどうぞ」


脱衣場にあたしを残して、教授はキッチンに。


手早く服を脱ぎ、シャワーを借りた。


洗った短くなった髪からは教授と同じ匂いがする…。


たったそれだけの事で心臓がバクバクした。
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