教授との融点
翌朝。


教授は車であたしを美容院に連れて行き、大学で鳥のヒナの世話をすませると、あたしと圭吾のアパートへ向かった。


すでにアパートの前には、教授が手配してくれたトラックが止まっていた。


「手伝うよ」


言って車を降りる教授の後ろから、部屋を覗いた。
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