意地悪な先輩〜バレー部の二人の王子〜
「おい、おまえが降りる駅じゃねえか?」
「へ? あ、ほんとだ! お疲れ様でした!」
私が勢いよく頭を下げたら、水嶋先輩にその頭を撫でられた。
「おお、お疲れ。明日も練習するからな」
「あ、はい。じゃあ、お、おやすみなさい!」
私は先輩に背を向け、慌てて電車を飛び降りた。
顔がすごく熱い。たぶん真っ赤になってると思う。
こんな顔、水嶋先輩に見られてないといいんだけど…
男の人から頭を撫でられたのは初めてだった。
まだその時の先輩の大きな手の平の感触が頭に残っている。
心臓がドキドキして、口から飛び出しそうだ。
我ながら、この反応は異常だと思う。たかが頭を撫でられたくらいで。
私って、よっぽど男の人に免疫ないんだな…
「へ? あ、ほんとだ! お疲れ様でした!」
私が勢いよく頭を下げたら、水嶋先輩にその頭を撫でられた。
「おお、お疲れ。明日も練習するからな」
「あ、はい。じゃあ、お、おやすみなさい!」
私は先輩に背を向け、慌てて電車を飛び降りた。
顔がすごく熱い。たぶん真っ赤になってると思う。
こんな顔、水嶋先輩に見られてないといいんだけど…
男の人から頭を撫でられたのは初めてだった。
まだその時の先輩の大きな手の平の感触が頭に残っている。
心臓がドキドキして、口から飛び出しそうだ。
我ながら、この反応は異常だと思う。たかが頭を撫でられたくらいで。
私って、よっぽど男の人に免疫ないんだな…