【短編】天まで届け、この想い
ほとんど毎日
声だし練習しかない
その集まりで
喉がかすれ
声が出なくなる
時期もあった。
でもね
グラウンドで
汗だくになって
練習している
あなたの姿を
見れば。
そんな疲れなんて
すぐさま
ふっ飛んじゃうんだ。
高校三年生になって
゙部長゙で゙エーズの
あなたに
どれだけの
女の子が群がったことか。
遠くから
見ていることしか
できない私は
心がもやもやした
日々が続いた。