《完》心の中の虚像 –幽霊と友達–
「どうせ、認めているでしょう。」

――認めてな~~~い。――

 クラス中大笑い!!


 き~~ん・こ~~ん・か~~ん・こ~~ん♪


 チャイムが鳴り響き、先生も来た。

 皆、慌てて自分の席に座ろうとして、走って・・・いつもの光景だね。

――良かったぁぁ!!いじめに一区切りがついて――

 心の中で、一安心していた。


 でもでも、学活が終わったあとも大変だった。

 もう、質問詰めされて・・・

 まるで、有名人が騒動起こして、マスコミがたくさん詰めかけられてる状態になった。

――トモコぉぉ~~~!!助けて!!Help me!!――

 何回、心の中で叫んだのだろうか??美陽は。


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