《完》心の中の虚像 –幽霊と友達–
「じゃあ、行きますか。」
「そうね。」

「あっ!!その前に。家に着くまで、一言も喋らないで。」
「分かった。」

 トイレを出て、昇降口へ。

 んんん??誰かがついている!?

 後ろを振り返ると、あの三人はいなかったが・・・

 まぁ、いいか!!


 それから帰り道、途中で

「美陽。」
「あっ!!優稀。」

 親友の「唐橋 優稀」だ。

 この子、結構幽霊好きなんだよな~~。

 だから、夏休み無理やり工場に行った。

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