《完》心の中の虚像 –幽霊と友達–
壱 受験
一月の下旬。
公立高校の推薦入試が始まった。
私立は、一月の中旬だけどね。
それはよしとして、今日は推薦入試の日。
だから、朝から緊張している。
――もう、帰りたくなった。・・・帰ったら、トモコ怒るね。今が勝負だ!!――
走行しているうちに、良川に着いた。
校舎の中に入り、指示通りの教室に入った。そして、席に着いた。
かばんの中から、携帯と、筆箱と、手作り御守を取り出した。
携帯は、電源を切ってそのまま置いた。
そして、御守はブレザーのポケットの中へ。
――トモコが見守ってくれる。よし!!――
ちなみに、御守はトモコが作ってくれたものだ。
まだまだ時間がある。緊張する。あ~~。早くして!!
なんだかんだ言いながら、時計は八時五十分を指していた。
「では、試験の説明をします。」
もう!!早くして!!
公立高校の推薦入試が始まった。
私立は、一月の中旬だけどね。
それはよしとして、今日は推薦入試の日。
だから、朝から緊張している。
――もう、帰りたくなった。・・・帰ったら、トモコ怒るね。今が勝負だ!!――
走行しているうちに、良川に着いた。
校舎の中に入り、指示通りの教室に入った。そして、席に着いた。
かばんの中から、携帯と、筆箱と、手作り御守を取り出した。
携帯は、電源を切ってそのまま置いた。
そして、御守はブレザーのポケットの中へ。
――トモコが見守ってくれる。よし!!――
ちなみに、御守はトモコが作ってくれたものだ。
まだまだ時間がある。緊張する。あ~~。早くして!!
なんだかんだ言いながら、時計は八時五十分を指していた。
「では、試験の説明をします。」
もう!!早くして!!