《完》心の中の虚像 –幽霊と友達–
弐 憂鬱は続く
良川に合格したあと、一気に疲労がきた。
もう何もかもが、どうだっていいと思うようになった。
授業なんて、テストなんて、思い出だって。
あの三人のいじめだって。
体がだるい。
もう、動きたくない。
だらだらと過ごしたい。
寝たい。
他の人とは、誰とも話したくない。
あ~~。頭がくらくらする。
いつまで、この状態が続くのだろう。
永遠はないけど、そうだったらやだ。
あの三人が、
「和泉、ついに幽霊に取り付かれたか。」
「罰当たりだね。」
とか言う。
もう何もかもが、どうだっていいと思うようになった。
授業なんて、テストなんて、思い出だって。
あの三人のいじめだって。
体がだるい。
もう、動きたくない。
だらだらと過ごしたい。
寝たい。
他の人とは、誰とも話したくない。
あ~~。頭がくらくらする。
いつまで、この状態が続くのだろう。
永遠はないけど、そうだったらやだ。
あの三人が、
「和泉、ついに幽霊に取り付かれたか。」
「罰当たりだね。」
とか言う。