《完》心の中の虚像 –幽霊と友達–
 ちかの部屋の扉を開け、入っていく。

 ちかはそれに気が付かない。


 そして・・・


 ちかを・・・


 殺した。


 一瞬、悲鳴を上げて・・・


 それから、また元に戻った。


 憎いちかが消えた。


 なぜか素直に喜んだ。

 美陽は、なぜか・・・素直に。

 
 でも、恐ろしい世界。

 これから先、人を何人殺すのか。


 終わるのに、時間がかかりそう。


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