《完》心の中の虚像 –幽霊と友達–
エピローグ ~新たな始まり~
桜が散りゆく頃。
美陽は、良川に入学できた。
――良川には入れたのも、トモコのおかげだな。――
そんな思いを噛み締めながら、入学式に臨んだ。
まぁ、無事に終わったけど。
入学した後、放課後行くところがあった。
それは、あの工場だ。
「トモコ。美陽だよ。」
もう、あの時みたいには現れない。
まぁ、挨拶みたいだと思ってね。
合掌して、家に帰った。
トモコがいなくても、あの日記と、心の中でいつも出会っている。
だって、本当の友達だから。
終わり
美陽は、良川に入学できた。
――良川には入れたのも、トモコのおかげだな。――
そんな思いを噛み締めながら、入学式に臨んだ。
まぁ、無事に終わったけど。
入学した後、放課後行くところがあった。
それは、あの工場だ。
「トモコ。美陽だよ。」
もう、あの時みたいには現れない。
まぁ、挨拶みたいだと思ってね。
合掌して、家に帰った。
トモコがいなくても、あの日記と、心の中でいつも出会っている。
だって、本当の友達だから。
終わり