恋愛物語−ナツ−
「お姉さん!弟さんに先越されちゃってますね〜」
『そうなんですよ〜(T-T)どうしてあんな無愛想で可愛いげのない子に彼女ができるのか疑問ですよ…』
私はため息をつきながら言った。
ん?
『って!!コウタいつから居たの?』
びっくりした…気がつけばコウタが横に立ってたんです!!
「さっきから…女の子が来た時ぐらいかな」
コウタがにやけながら横目で私を見た。
『何よ?その目…なんか言いたそうだね』
「んー別に…ただあまりにも兄弟でこんなに違うものかと不敏に思ってね…。ナツすんげーヒロらの去ってく姿をヨダレたらして羨ましそうに見てたから」
『べ・別に羨ましそーに見てたわけじゃないんだから!ただあんな可愛い子にヒロなんかでいいのかなって姉として申し訳なく見てただけだからね!!』
私は力みながらいった。
「わかった!わかった!興奮すんな」
っと私の頭をポンポンと叩いた。その瞬間なんだか力が抜けて悲しくなった。
「羨ましそう」か…
本当は図星だったりもした。
まだ中学生のヒロに彼女…しかもあんなに可愛い子がいるなんて思ってもみなかった事だったし…。
それに私は自慢じゃないけど高2になった今現在まだ誰とも付き合った事なんてない。
意識しなくてもカップルを見ると羨ましそうに見てる様に見えるんだな…
気をつけよう…
『そうなんですよ〜(T-T)どうしてあんな無愛想で可愛いげのない子に彼女ができるのか疑問ですよ…』
私はため息をつきながら言った。
ん?
『って!!コウタいつから居たの?』
びっくりした…気がつけばコウタが横に立ってたんです!!
「さっきから…女の子が来た時ぐらいかな」
コウタがにやけながら横目で私を見た。
『何よ?その目…なんか言いたそうだね』
「んー別に…ただあまりにも兄弟でこんなに違うものかと不敏に思ってね…。ナツすんげーヒロらの去ってく姿をヨダレたらして羨ましそうに見てたから」
『べ・別に羨ましそーに見てたわけじゃないんだから!ただあんな可愛い子にヒロなんかでいいのかなって姉として申し訳なく見てただけだからね!!』
私は力みながらいった。
「わかった!わかった!興奮すんな」
っと私の頭をポンポンと叩いた。その瞬間なんだか力が抜けて悲しくなった。
「羨ましそう」か…
本当は図星だったりもした。
まだ中学生のヒロに彼女…しかもあんなに可愛い子がいるなんて思ってもみなかった事だったし…。
それに私は自慢じゃないけど高2になった今現在まだ誰とも付き合った事なんてない。
意識しなくてもカップルを見ると羨ましそうに見てる様に見えるんだな…
気をつけよう…