恋愛物語−ナツ−
にやけてる私の背後から声がした
「真野は何組?」
「え〜っと、あ〜吉田のクラスだ!俺2組だわ」
一瞬にして全身から汗が出た気がした。
今、私の真後ろに真野先輩がいる!!
(うわぁ〜!顔見たいけど振り向けないよ…)
私は目をつぶり下を向いていた。
ドクン…ドクン…
心臓が外に出てきそうだった…
フラフラしそうになる足を堪えて立ってるのがやっとだった。
「ナツ!!」
真野先輩よりも後ろから私を呼ぶ声がした。
コウタだ。
私は振り返った。
その瞬間にチラッと先輩の方を見た。
先輩は私の事は知らない。
先輩は笑いながら友達と喋っていた。
目…合うわけないか…
「ナツ!普通送ってもらいながら俺を置いて行くか?」
コウタが膨れっ面で言った。
『ごめん!ごめん!何組か早く見たくて!!』
「ってお前見てたの3年とこじゃん!何誰か好きな人いんの?」
コウタは笑いながら聞いてきた。
私はちょっと真野先輩の近くから遠くに行きたくてコウタの制服を引っ張り玄関へと歩いた。
『あっあ〜それね!うん…そぅ!そぅ!友達の友達のお姉ちゃんが今日休みだから代わりに見といてって!さっきメールきたの!!そぅ!だから見てたの!!』
我ながら下手な言い訳だ…
「ふーん」
コウタはそれ以上聞かなかったがチラッと3年のクラス表が貼ってある方を見た。
『ところで!コウタ何組だった??』
話題を変えたくてテンションを少し上げて話した。
「んーまぁ。お前と同じとこ。しかも担任ツル。」
っと言いながら心なしか怒ってるみたいに下駄箱に靴を投げ入れてた。
「真野は何組?」
「え〜っと、あ〜吉田のクラスだ!俺2組だわ」
一瞬にして全身から汗が出た気がした。
今、私の真後ろに真野先輩がいる!!
(うわぁ〜!顔見たいけど振り向けないよ…)
私は目をつぶり下を向いていた。
ドクン…ドクン…
心臓が外に出てきそうだった…
フラフラしそうになる足を堪えて立ってるのがやっとだった。
「ナツ!!」
真野先輩よりも後ろから私を呼ぶ声がした。
コウタだ。
私は振り返った。
その瞬間にチラッと先輩の方を見た。
先輩は私の事は知らない。
先輩は笑いながら友達と喋っていた。
目…合うわけないか…
「ナツ!普通送ってもらいながら俺を置いて行くか?」
コウタが膨れっ面で言った。
『ごめん!ごめん!何組か早く見たくて!!』
「ってお前見てたの3年とこじゃん!何誰か好きな人いんの?」
コウタは笑いながら聞いてきた。
私はちょっと真野先輩の近くから遠くに行きたくてコウタの制服を引っ張り玄関へと歩いた。
『あっあ〜それね!うん…そぅ!そぅ!友達の友達のお姉ちゃんが今日休みだから代わりに見といてって!さっきメールきたの!!そぅ!だから見てたの!!』
我ながら下手な言い訳だ…
「ふーん」
コウタはそれ以上聞かなかったがチラッと3年のクラス表が貼ってある方を見た。
『ところで!コウタ何組だった??』
話題を変えたくてテンションを少し上げて話した。
「んーまぁ。お前と同じとこ。しかも担任ツル。」
っと言いながら心なしか怒ってるみたいに下駄箱に靴を投げ入れてた。