胸いっぱいの愛を君に

引越し

ある晴れた日の午後。
日向が暖かくて、思わず寝てしまいそうな
晴れ晴れした日である。

「亜子さんが転校することになりました。」
先生がそう言うまでは・・・。

あたしは凍りついた。
亜子が、亜子が転校なんて!
まだ何も話せてないのに!

「シンガポールに転校することになりました。
 今まで本当にありがとうございました。」
ありきたりな挨拶を終えると
自分の席に着いた。

休み時間。
< 32 / 32 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop