変な会社のルールブック
管理の仕事ばかりするS君は保険というものの知識が全く無い。
そもそも興味なかったんだと思う。

オペレーターさんの愚痴や悩みを聞いてあげたり、モニタリングしながら指導ばかりしていたので、保険の質問されても答えられなかったのだ。

たまたま架けたお客さんが保険の質問をしてきたため、新人オペレーターはS君を呼んだ。
電話を変わったS君。

何かを話していたようだったが、顔に余裕が無くなっていった。

後から聞いた話だと、S君はあまりにお客様の質問に答えられなくてクレームを出したようだった。
心の中で「ざまーみろ」と思った。正直思った。
もっとすっごいクレームだして、自分の身の程を知れ!と毎日思った。
私の心は悪魔にようなコトを考えていた。

このような出来事があってから、Nさんは仕事を順番にまわすように私たちに提案し、偏ることなく仕事が出来るようになった。

結果オーライ♪
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