わたしとあいつ
ふっ…
えっ?今笑った?
「俺、一応お前と同じクラスなんだけど。」
見た事ない!!
人の顔くらいは覚えられるから、間違いない。
「俺、学校ほとんど来てないからなぁ。しゃぁねぇな。俺、威(たけし)っていうから、覚えて?」
「あたしは藍田りさ。転校してきたんだ。」
「ん。大丈夫。知ってるから。挨拶の時に噛んだ子でしょ?」
威は思い出したように、肩を震わせてクスクス笑っていた。
あたしだって、好きで噛んだわけじゃないのに!!!
「ところで、今日は学校来たんだ?」
「そろそろ進級ヤバイって担任から電話あってね。お袋がうるせぇから、仕方なく来たんだよ。」
意外にお母さん思い?
「そうなんだ。偉いね、お母さんに言われて学校来るなんて。」
あたしはクスッて笑った。
えっ?今笑った?
「俺、一応お前と同じクラスなんだけど。」
見た事ない!!
人の顔くらいは覚えられるから、間違いない。
「俺、学校ほとんど来てないからなぁ。しゃぁねぇな。俺、威(たけし)っていうから、覚えて?」
「あたしは藍田りさ。転校してきたんだ。」
「ん。大丈夫。知ってるから。挨拶の時に噛んだ子でしょ?」
威は思い出したように、肩を震わせてクスクス笑っていた。
あたしだって、好きで噛んだわけじゃないのに!!!
「ところで、今日は学校来たんだ?」
「そろそろ進級ヤバイって担任から電話あってね。お袋がうるせぇから、仕方なく来たんだよ。」
意外にお母さん思い?
「そうなんだ。偉いね、お母さんに言われて学校来るなんて。」
あたしはクスッて笑った。