ありがとう
気持ち


クラス発表の日から
一週間がたった。


このクラスにもだいぶ
慣れた―…。

新しい友達も、たくさん
出来て毎日が楽しい。


相原くんは…
あれから1日も学校には
来ていない――…。

先生が言うには仕事が
忙しいらしい。




気分がのらない―…。


どうしてだろう…。

どこも悪くないのに……
何だか憂鬱………。



授業をサボって屋上へと
向かった。



「は~あ…。
 授業サボっちゃった」


屋上にゴロンと寝転ぶ。



空は広いな………。
雲一つない青空。

こんなに爽やかなのに…
私の心は曇ってる―…。



ガチャ――…。


屋上のドアが開いた。



「相原くん…。」


そこにいたのは
相原くんだった…。


< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop