ありがとう
気持ち
クラス発表の日から
一週間がたった。
このクラスにもだいぶ
慣れた―…。
新しい友達も、たくさん
出来て毎日が楽しい。
相原くんは…
あれから1日も学校には
来ていない――…。
先生が言うには仕事が
忙しいらしい。
気分がのらない―…。
どうしてだろう…。
どこも悪くないのに……
何だか憂鬱………。
授業をサボって屋上へと
向かった。
「は~あ…。
授業サボっちゃった」
屋上にゴロンと寝転ぶ。
空は広いな………。
雲一つない青空。
こんなに爽やかなのに…
私の心は曇ってる―…。
ガチャ――…。
屋上のドアが開いた。
「相原くん…。」
そこにいたのは
相原くんだった…。