愛想人〜アイオモイビト・幼なじみ〜

………。


ダメだ…ほぼ無理に決まってる。


何ヶ月か前までは幼なじみ兼セフレだったんだし…。


それに数週間前には彼氏までいたからな………。


どんだけ尻軽女なんだよ!!って話になるよな………。


あー…なんか自分のいままで?の行い?が嫌になってきたよ…。


ていうか…魁迩、反応がない。


やっぱり突然すぎたのが問題か!?


………ぅん、そうだろう。


っつーことなら…


「返事とかあってもなくてもいいから!! じゃ!!」


と言い残してベランダから出て行った。




自分の部屋に戻り制服も着替えず、すぐにベッドに転がった。


まさか…あんな告白になってしまうとは思いもよらなかったよ………。


自分がどれだけ不器用なのか知りました。


小さくため息をついて壁側に顔を向ける。


魁迩…どう思ってるんだろ。


またため息をつくと風と共に香水の香りがした。


この香水!!


ガバッと起き上がると面白そうにこちらを見てる人。


さっき告られたってのにかなりの余裕面だな、おい。


畜生…その綺麗すぎる顔面どうにかしろ。(無茶言わないで!! by.きょぉ)
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