小さな恋のうた
5
その日は珍しく、モモと登校した。
途中までビトも一緒にいて、3人で昔みたいに話せるようになっていて、なんか懐かしい。
商店街を抜けると、ビトは自分のこれから住むことになる、松本のおじさんのマンションに帰って行く。
「じゃあ夕方にまた行くね。」
「ああ、例の件よろしく!」
帰ったらさっそく、あのジイさんに電話しなきゃ。
モモが僕達の内緒の計画に不信そうな顔をする。
「なに二人で企んでるのよ?」
モモには内緒だよって、ちょっとワクワクして言った。
ビトがアイドル事務所に入るって言ったら、こいつはどう思うのかな?
俺にやれって言った時みたいに、ノリノリで喜んでくれるかな?
まあいいや、どっちにしても、ビトがモモのためにやりたいって言ってる気持ちは、何とか伝わればいいなって思っていた。
部活が終わって疲れて帰ってきたら、ビトはもう遊びにきていて、モモと仲良く二人でゲームをやっていた。
なんか、あれだけ嫌がってたモモの態度が今朝からすっかり変わっていて、なんかちょっと変な気分。
余計な心配することなかったなってちょっとホッとした。
「レンお帰り~♪おやつあるよ。」
モモが機嫌よくおやつの用意してくれて、ちゃんと牛乳までついでくれた。
僕は手を洗って、二人が仲良くゲームしてる後姿を見ながら、母さんのおやつを食べる。
二人とも、ちょっと大きくなっただけで、去年とちっとも変わらないのにな。
途中までビトも一緒にいて、3人で昔みたいに話せるようになっていて、なんか懐かしい。
商店街を抜けると、ビトは自分のこれから住むことになる、松本のおじさんのマンションに帰って行く。
「じゃあ夕方にまた行くね。」
「ああ、例の件よろしく!」
帰ったらさっそく、あのジイさんに電話しなきゃ。
モモが僕達の内緒の計画に不信そうな顔をする。
「なに二人で企んでるのよ?」
モモには内緒だよって、ちょっとワクワクして言った。
ビトがアイドル事務所に入るって言ったら、こいつはどう思うのかな?
俺にやれって言った時みたいに、ノリノリで喜んでくれるかな?
まあいいや、どっちにしても、ビトがモモのためにやりたいって言ってる気持ちは、何とか伝わればいいなって思っていた。
部活が終わって疲れて帰ってきたら、ビトはもう遊びにきていて、モモと仲良く二人でゲームをやっていた。
なんか、あれだけ嫌がってたモモの態度が今朝からすっかり変わっていて、なんかちょっと変な気分。
余計な心配することなかったなってちょっとホッとした。
「レンお帰り~♪おやつあるよ。」
モモが機嫌よくおやつの用意してくれて、ちゃんと牛乳までついでくれた。
僕は手を洗って、二人が仲良くゲームしてる後姿を見ながら、母さんのおやつを食べる。
二人とも、ちょっと大きくなっただけで、去年とちっとも変わらないのにな。