小さな恋のうた
うちに帰ると、もうモモが帰ってきていて、奥でおやつを食べていた。
そんなモモを横目で見ながら、母さんにさっき会ったジイさんの事を話す。
「そういえば、さっき会長さんがみえて、レンがどこに行ったか聞いてたわね・・・ほんとに会いにいったんだ。」
会長さんって誰って聞いたら、父さんの事務所の元社長だって教えてくれた。
「この人?なんか外人みたいな名前の人だけど・・・」
僕はさっきもらった名刺を母さんに渡すと、そうそうこの人だよって笑って言った。
「レンは興味あるの?やりたいならやってもいいよ。」
母さんは、いつも僕達のやることに反対なんかしたこと無かった。
やりたいことは、何でも協力してくれるし、間違ってしまった時はちゃんと叱ってくれる。
だから小学生の六年間は、ずっと少年野球もやらせてもらっていた。
「それより僕、野球部に入りたいんだ。5月までには、どこの部活に入るか決めなきゃいけないし・・・」
いいじゃない!頑張ってやるんだよって、母さんはにこやかにそう言ってくれた。
「でも、こんなちびでも、大丈夫かな?」
小学生のころは、みんな同じくらいの身長だったから気にならなかったけど、最近同級生はみんな、どんどん大きくなっていくんだもん・・・
まだモモと身長もそんなにかわらないし。
「大丈夫よ。レンはまだまだ大きくなるわよ。それに、小柄の野球選手がいたっていいじゃない?」
「そっかそうだよね!」
なんか、母さんに相談すると、いつも安心するな。
そんなモモを横目で見ながら、母さんにさっき会ったジイさんの事を話す。
「そういえば、さっき会長さんがみえて、レンがどこに行ったか聞いてたわね・・・ほんとに会いにいったんだ。」
会長さんって誰って聞いたら、父さんの事務所の元社長だって教えてくれた。
「この人?なんか外人みたいな名前の人だけど・・・」
僕はさっきもらった名刺を母さんに渡すと、そうそうこの人だよって笑って言った。
「レンは興味あるの?やりたいならやってもいいよ。」
母さんは、いつも僕達のやることに反対なんかしたこと無かった。
やりたいことは、何でも協力してくれるし、間違ってしまった時はちゃんと叱ってくれる。
だから小学生の六年間は、ずっと少年野球もやらせてもらっていた。
「それより僕、野球部に入りたいんだ。5月までには、どこの部活に入るか決めなきゃいけないし・・・」
いいじゃない!頑張ってやるんだよって、母さんはにこやかにそう言ってくれた。
「でも、こんなちびでも、大丈夫かな?」
小学生のころは、みんな同じくらいの身長だったから気にならなかったけど、最近同級生はみんな、どんどん大きくなっていくんだもん・・・
まだモモと身長もそんなにかわらないし。
「大丈夫よ。レンはまだまだ大きくなるわよ。それに、小柄の野球選手がいたっていいじゃない?」
「そっかそうだよね!」
なんか、母さんに相談すると、いつも安心するな。