小さな恋のうた
次のレッスンの日には、もう僕たちも夏休みに入っていた。
ビトは、何とかべべさんの許可ももらったみたいで、ちゃんと入所届も書いてきている。
おじさんがちゃんと説得してくれたみたい。
あの後大変だったんだよって、色々事情も聞かせてもらった。
この前のスタジオに行ったら、入り口のちょっと離れた所に女の子がたくさん入り待ちをしている。
なぜかもうビトの事を知ってる子がいて、声をかけてきた。
「ビト君ですよね?握手してもらえますか?」
ビトは言われるままに、笑顔で握手してあげていたら、だんだん人だかりになってきて慌てて逃げるように、スタジオに入った。
「なんだろ、凄いね。」
ビトはちょと嬉しいような戸惑ってるような、複雑な顔をしていた。
元から奴は有名だったみたいだけど、どこで情報が漏れたんだろう?
なんかこういう世界ってちょっと怖いなって思った。
スタジオに入ると、この前のメンバーがそのままいて、みんなそれぞれストレッチとかをしている。
僕はスタッフの人を探して、やる気がないからもうこないと、ちゃんと断った。
「そうかもったいないな。せっかく会長がイチオシしてたのにな。
今日はどうするの?見学してく?」
そういわれて、ビトも居たからちょとだけ見学させてもらいますと言って、後ろでレッスン風景を見させてもらった。
レッスンの内容は、この前と似たような感じだった。
曲の感じとか、ダンスのジャンルとかは違ったみたいだけど、なんかどこがどう違うのか僕にはさっぱりわからない・・・
練習が始まってすぐ、いきなり松本のおじさんがやってきて、ダンスの講師の先生に話し掛ける。
「ちょっと見学させてもらっていい?」
ビトは、何とかべべさんの許可ももらったみたいで、ちゃんと入所届も書いてきている。
おじさんがちゃんと説得してくれたみたい。
あの後大変だったんだよって、色々事情も聞かせてもらった。
この前のスタジオに行ったら、入り口のちょっと離れた所に女の子がたくさん入り待ちをしている。
なぜかもうビトの事を知ってる子がいて、声をかけてきた。
「ビト君ですよね?握手してもらえますか?」
ビトは言われるままに、笑顔で握手してあげていたら、だんだん人だかりになってきて慌てて逃げるように、スタジオに入った。
「なんだろ、凄いね。」
ビトはちょと嬉しいような戸惑ってるような、複雑な顔をしていた。
元から奴は有名だったみたいだけど、どこで情報が漏れたんだろう?
なんかこういう世界ってちょっと怖いなって思った。
スタジオに入ると、この前のメンバーがそのままいて、みんなそれぞれストレッチとかをしている。
僕はスタッフの人を探して、やる気がないからもうこないと、ちゃんと断った。
「そうかもったいないな。せっかく会長がイチオシしてたのにな。
今日はどうするの?見学してく?」
そういわれて、ビトも居たからちょとだけ見学させてもらいますと言って、後ろでレッスン風景を見させてもらった。
レッスンの内容は、この前と似たような感じだった。
曲の感じとか、ダンスのジャンルとかは違ったみたいだけど、なんかどこがどう違うのか僕にはさっぱりわからない・・・
練習が始まってすぐ、いきなり松本のおじさんがやってきて、ダンスの講師の先生に話し掛ける。
「ちょっと見学させてもらっていい?」