小さな恋のうた
「レン君か。なんかNANAに出てきたパンクスの兄ちゃんみたいだね。
私はカオリ、よろしくね!」
カオリさんっていくつって聞いたら、二十だよって笑って答えた。
レンはまだ中学生?ってきかれて、うんって頷く。
「中学生なのに、こんなとこきちゃうんだ。サマソニってチケット高いじゃん?」
また生意気だって言われそうだったので、友達のお母さんが出てるから、毎年きてるんだよって話した。
「ああ、そういえばバックステージパス貼ってるね・・・誰その友達のお母さんって?」
僕のひざ上についてるシールを見て、彼女は興味深そうに聞いてきた。
なんかばれたらめんどくさそうだったんで、思わずべべさんの本名を言ったら、誰だかわかんないって言われた。
そりゃそうだよな・・・確か本名は公開してないって聞いたことあるもん。
「モンパチのほかには、誰かお目当てのバンドとかいるの?」
そうきかれて、あとはBabyさんぐらいかな?って答えたら、ああ私も大好きって言われた。
やっぱはっきり言わないでよかった
「この後、すっごいかっこいいバンドがダンスステージの方に出るから、見に行こうよ?」
そう誘われて、そのままカオリさんについて行く。
そんな感じで、その日は暫くずっと二人でライブを見ていた。
なんか、女の人とこうやって普通に話したりするのって、はじめてかも?
ちょっとデートみたいって思ったら、なんか恥ずかしくなってきた。
やっぱ、音楽の趣味とか、そういうのが一緒だと、話しやすいのかな?
母さんがそういうの詳しいから、小さい頃からいろいろ聞いてて良かったなって初めて思った。
「なんか、レンと居ると和むわー」
彼女がそう言って笑ってくれたのが、とても嬉しい。
私はカオリ、よろしくね!」
カオリさんっていくつって聞いたら、二十だよって笑って答えた。
レンはまだ中学生?ってきかれて、うんって頷く。
「中学生なのに、こんなとこきちゃうんだ。サマソニってチケット高いじゃん?」
また生意気だって言われそうだったので、友達のお母さんが出てるから、毎年きてるんだよって話した。
「ああ、そういえばバックステージパス貼ってるね・・・誰その友達のお母さんって?」
僕のひざ上についてるシールを見て、彼女は興味深そうに聞いてきた。
なんかばれたらめんどくさそうだったんで、思わずべべさんの本名を言ったら、誰だかわかんないって言われた。
そりゃそうだよな・・・確か本名は公開してないって聞いたことあるもん。
「モンパチのほかには、誰かお目当てのバンドとかいるの?」
そうきかれて、あとはBabyさんぐらいかな?って答えたら、ああ私も大好きって言われた。
やっぱはっきり言わないでよかった
「この後、すっごいかっこいいバンドがダンスステージの方に出るから、見に行こうよ?」
そう誘われて、そのままカオリさんについて行く。
そんな感じで、その日は暫くずっと二人でライブを見ていた。
なんか、女の人とこうやって普通に話したりするのって、はじめてかも?
ちょっとデートみたいって思ったら、なんか恥ずかしくなってきた。
やっぱ、音楽の趣味とか、そういうのが一緒だと、話しやすいのかな?
母さんがそういうの詳しいから、小さい頃からいろいろ聞いてて良かったなって初めて思った。
「なんか、レンと居ると和むわー」
彼女がそう言って笑ってくれたのが、とても嬉しい。