愛と恋のあいだに…


…バンッ!

部屋に入ると女はスケスケのワンピースでほとんど裸だった…


「…お前そんな格好でなにしてんだよ……」

「来季くん…なんでここにいるの?…関係ないって言ったでしょ?」
バサッ…

俺は無言で仕事ようにきてるスーツを女にかけた…

「…なんで?入るのにお金だっているのに…なんでそんなに私にかまうの」

「お前さぁ…高校生が風俗店に入ったの見て無視するやつなんかいねぇだろ?!」

「それは…」

「ここやめろよ…今なら俺が店長に話つけるから。」

「…っ!
余計な事しないで!!…グスッ…」

「余計な事ってなんだよ…」






俺は黙ってしまった…




女の瞳から落ちる雫が
見たこともない宝石のよう
だったから…






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