あなたとの恋。


あっという間に、時間が過ぎて、もうテストは、全部終わり。


結果は、3日後に発表されるんだって。


「陽菜ー。」


――ドンッ


―――ズルズルッ


「大丈夫、栞里?」


思いっきり、栞里が机に躓いて、こけた。


「陽菜、助けて~。足首が痛い~。」


「とりあえず、保健室行こ。」


「うん。」


「大丈夫、立てる?」


栞里は、頑張って立ち上がろうとするけど、なかなか立ち上がれない。



「乗れよ…。」




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