あなたとの恋。
「栞里が東京タワーの中で待ってるって。あと、駿介とはぐれたみたい。」
「大丈夫なのか、駿介?」
「うん、栞里が電話するって。」
あっ、もう東京タワーの前だ。近くで見ると、でっかいな~。
「陽菜、あれ駿介じゃない?」
「ほんとだ、ちょっと行ってくる。」
小走りで、駿介のもとに向かった。
「陽菜!」
どうやら、あたしにきずいたみたい。
「駿介、良かった。無事で、大丈夫?」
「大丈夫だよ。」