あなたとの恋。


「すみません、携帯の落とし物なかったですか?」


「あっ、はい、ありましたよ、こちらですか?」


「はい、そうです、ありがとうございます。」


良かった~。あった。


携帯を開くとそこには、お兄ちゃんからの着信が山ほどあった。


「面倒くさいから、電源切っちゃえ。」


外にでると、あたりは、もう暗くなってた。


此処から、ホテルまで遠いんだよなー。東京タワーは、近いのに。


夜景きれいだろうなぁ。せっかくだし、行っちゃおうかな。




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