あなたとの恋。


「でも絶対、竜樹君の好きな人って、あの人だよね。」


「あっ、うん、絶対そうだよ。他の女子と、喋ってる時と全然違う。」


あの人って、一体誰だろう?


「はぁ~。」


「どうしたの、陽菜?」


「あっ、栞里、響君は?」


「どっか行った。なんか陽菜、元気ないようにみえるけど大丈夫?悩みがあるなら、聞くよ。」


こうなったら、栞里に相談してみるか。


「実は……「おーい、栞里。」」


響君が手招きして、栞里を呼んでる。




< 192 / 211 >

この作品をシェア

pagetop