あなたとの恋。


「ごめん、陽菜、ちょっと行ってくる。そうだ、今日の帰りに聞くから。」


「うん、ありがと。」


ずっと、竜樹の事が頭から離れない。


あたしは、最低な人間だ。


駿介と付き合ってるのに、いつも頭に浮かぶのは、竜樹の顔ばっかり。


どうして今まで気付けなかったんだろう。


ずっと近くに居たのに。


やっぱり、もう手遅れなのかな?



ねぇ、竜樹。お願いだから教えて………。




< 193 / 211 >

この作品をシェア

pagetop