あなたとの恋。


そして、人がめったに通らないところに連れて行かれた。


「どうしたの?急に。」


「ごめんな、陽菜がこの頃ずっと元気なかったから気になって。」


駿介、心配してくれてたんだ。


「大丈夫だよ、全然。」


やっぱり、竜樹のことちゃんと話さないと。


話すなら今がチャンスだよね………。


「「あのさ……………。」」


かぶった。


「駿介、先にどうぞ。」


「えっ、じゃあさ、今週の日曜日空いてる?」


「うん、一応。」




< 197 / 211 >

この作品をシェア

pagetop