あなたとの恋。
うっ……。
目が覚めた瞬間あたしの頭に激痛がはしった。
目の前に広がるのは、白い天井。
あっ、そういえば、頭ぶつけたんだっけ。
てことは、ここは、保健室かっ!
「朝倉、起きたか。」
えっ、駿介君!?
「駿介君。あっ、ずっとここにいたの?ていうか、部活は?」
「もう、とっくに終わった。」
窓の外を見ると真っ暗だった。
「ねぇ、今何時?」
「7時10分」
えっ、今なんとおっしゃいましたか。