あなたとの恋。


―竜樹side―


「行ってきます。」


隣の家から、聞こえてくる明るい声。


窓から見える、肩を並べて、仲良く歩いている陽菜と駿介の姿。


「今日から、俺も1人ぼっちで行くのか………。」



『これからも、ずっと、友達だからね。よろしくね。』……か。



俺と陽菜は、これからもずっと、ただの幼なじみで終わるのかな。



小さい頃から、ずっと好きだった。




< 99 / 211 >

この作品をシェア

pagetop