DOUBLE STEAL ~イシヲモツモノ~
「そんな事言っててあんたも石、取られるんじゃないの?」
「ふん、ガキが―― 勝手にほざいてろ」
「何だよ!」
「君たち、いい加減にしたまえ!」
再び険悪な雰囲気になった藪澤和也と赤峰尚人を、今度は影山が叱りつけた。
米村がポツリと呟く。
「だけど……コメットは何処から石の事を知ったんだろうな?」
「そうですね。でもそれもそのうち分かるでしょう」
神部は短くなった煙草を揉み消し、窓の外へ視線を投げた。
…★……★……★…
☆NEXT☆
「ねぇ、久乃。大きな犬をつれて歩くのって大変かな?」
「そうねぇ……力、強いしね。未央じゃ大変かも」
「そうか……」
「でもさ、いい方法あるよ」
「なに?」
「背中にまたがって走るってのはどう?もののけ姫みたいに。良い考えでしょ?どう?やってみたら?」
「………」
MISSION 11
― 犬を回収せよ ― へ続く。
「ふん、ガキが―― 勝手にほざいてろ」
「何だよ!」
「君たち、いい加減にしたまえ!」
再び険悪な雰囲気になった藪澤和也と赤峰尚人を、今度は影山が叱りつけた。
米村がポツリと呟く。
「だけど……コメットは何処から石の事を知ったんだろうな?」
「そうですね。でもそれもそのうち分かるでしょう」
神部は短くなった煙草を揉み消し、窓の外へ視線を投げた。
…★……★……★…
☆NEXT☆
「ねぇ、久乃。大きな犬をつれて歩くのって大変かな?」
「そうねぇ……力、強いしね。未央じゃ大変かも」
「そうか……」
「でもさ、いい方法あるよ」
「なに?」
「背中にまたがって走るってのはどう?もののけ姫みたいに。良い考えでしょ?どう?やってみたら?」
「………」
MISSION 11
― 犬を回収せよ ― へ続く。