幼なじみ攻略法-ガールズトークを飛び出して-


じれったくなって
恥ずかしさなんて
ふっ飛ばして、
顔を勢いよくあげた。
のに



「風がきた。」


この一言でしゅんとなる。



「嘉弥ぁ...。」


私はあまりにも
ケロッとしている嘉弥に
じれったさをさらに
通り越して怒りが
芽生えだした。


嘉弥はそんな私に
気づいたのか
慌てて口を開いた。


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