幼なじみ攻略法-ガールズトークを飛び出して-
「わぁってるよ。
ていうか.....」
「な、なに??」
若干目が光って見えて
怖いんだけど...
少し身の危険を感じていると
案の定、
「えみ可愛いなぁぁあっ。」
そういって髪をわしゃわしゃ
された。
私、この行為が好き。
でも...
「私...私は那都君に
わしゃわしゃって
されたいの。」
ずっとずっと思ってたこと。
泣きそうな声が出て
自分でも驚いた。
「えみ...」
私は温もりが
凄く欲しくなって
嘉弥に抱きついて
泣いた。
嘉弥はそんな私を
嫌がるわけでもなく
そっと背中をさすってくれた。