"運命"を信じた日
mailは直樹君からだった。
《mail返してくれると思わんかったっ!高校どこなん?》
関西弁っ?
関西人なんだあ…

《高校は涼華(りょうか)高校1年だよ^^》
て送ったら、1分も経たないうちに返事がきた。
《俺も1年♪ 俺は紅楠(くなん)高校1年やでっ》
紅楠高校かあ。
意外と近い。

mailするのもめんどくさくなってmailを終わらせた。
駅のホームで立ち尽くしながらあの男の子のことを考えてた。
そーいえば、あの制服も紅楠の制服だったよね…
あの男の子が直樹君だったりして…
そんなわけないかっ。






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