ぼくはくま。


その人は月の光をを背にして立っているからなのか、きらきらと輝いていた。


まるで
空から降りてきた妖精みたいだな、って思った。


見たことがないし
何でここにいるかも分からない人だけど


初めて僕の声に返事を返してくれた人だから…


僕は嬉しさと驚きで窓辺に立つ人を見ていると、その人は少し不機嫌そうにこっちに近づいてきた。





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