サイドにプリンス⌒☆



――――――――――――――――――――




「お邪魔します~」


「いらっしゃーい」


「いつもいつもすいません~」


「いえいえ。いつも迷惑かけてるのは亜姫ですから」


「おほほ…、京平がよく言ってますよ。亜姫ちゃんが毎日ベランダから来るから心配だって」


「あっ…おばさん…余計…」





と言った頃にはもう遅く、




「亜姫ぃ…、人様に迷惑かけて……、ベランダからは駄目だって何回言ったらわかるの!!
あんたの部屋、ベランダの無い部屋に変えるわよ!!」


「やだっ!!それだけはっ」



すると



「ただいま~」


「あ、暎斗だ」


「お、今日もいんのか、京平」


「バスケ楽しかったか?」


「おう!!もうスリーポイントは完璧だぜ」


「俺は野球専門だからな~」





なんだかんだで暎斗と京ちゃんは仲が良い…



「早く食べよー」


「待ちなさい亜姫!!まだ揃ってないでしょ!?」



え?何で?




あたし、暎斗、お母さん、京ちゃん、京ちゃんママ。


お父さん達は仕事でいない。


あとは誰が…?






ピンポ―――ン




「あぁ来た来た」


「メインさんの登場ね」




誰―――――――?




< 18 / 27 >

この作品をシェア

pagetop