サイドにプリンス⌒☆
・手作り対決
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ガラララ…
ベランダの戸を開ける。
そーっと忍び足で歩いて柵を越えて、向こう側に着地する。
そして……
「京ちゃんっ!!」
いつものパターン。
「亜姫!!珍しく最近来ないと思ったらまたいきなり来る…」
「えへへ…あ、え…
京…ちゃ…ん…?」
京ちゃんの隣に目を移す。
「友紀ちゃん!?」
「やだ。邪魔者」
…………………(- -#)
「なんで来たのよ」
「そっちこそ、何で当たり前のように京ちゃんの部屋に!?」
「あんたには関係無ーい」
ソ ロ ソ ロ シ バ コ ウ カ
「あ…亜姫、それで何のよう?」
きゅん…京ちゃん…
「えっと…花火大会の事で、今年は皆でバラバラに行かない?
あたし達みんな別行動」
だって、そうしたら友紀ちゃんだって京ちゃんにベタベタする事無いし、
あたしが抜け駆けして京ちゃんと…
「何言ってんの!?有り得ない!!あたし、京ちゃんと行く!!」
「いいよ。じゃあ俺らは別行動な」