サイドにプリンス⌒☆
と、その時
「なんやぁ、楽しそうやな」
「お!!噂をすれば幹!!」
「へぇ!!俺の噂しとったんやぁ」
「うん。亜姫が…」
「日咲っ!!」
「あ~、ごめんごめん」
とか言いながらも日咲はニタニタ笑っている。
「ねー、幹はぁ亜姫の事どう思ってるの?」
「亜姫?すっげー人気者!!明るいし、可愛いし」
「「ほぉ~」」
「ちょっと2人とも!!」
「いいじゃん。ねー」
「お~、そや亜姫。一緒に帰ろーや」
「はっ!?」
「ナイス幹!!」
「亜姫、帰っちゃえ♪あたしらはこっちだから、丁度良いし」
「良くない!!」
「どしたん?キレやすいのは低血圧やからやねんで」
「関係無いわよ」
「まぁまぁ、痴話喧嘩はそこまでで」
「じゃぁね~」
「は、ちょっ…」
「えぇやん。帰ろうな」
「ヤダね。あたし、あんたに会って初日なのに。何で帰らなきゃなんないの」
「初めてちゃうでー」
「初めてよ」
「初めてちゃう」
「あー、もううっとおしい!!いい?あたしは初見なんだから」
「…さっきまでは我慢しとったけど…」
なに、
「ホンマに…幼なじみ忘れるて、どういう事やねん」