SPEED
戦艦から降りてきた男はかなり年をとっていた。男はその見た目とは裏腹な大声で話し始めた。「先ほどは失礼いたしました。我が名はDr-サラマンダーです。」シャアラは恐れる様子も無く言い返した。「そのような方が我々にどのような用があるので?」サラマンダーは落ち着いた口調で質問に答えた。「ご自分でお分かりで無いようですね。」からかったように言った。「分かっていないから聞いているんです。」「いいでしょう。教えてあげますよ。今日はあなたが持つ太陽の力と、奇跡の宝石・・・デビルダイヤモンドをいただきに参上いたしました。」その瞬間、シャアラの顔色が変わった。