SPEED
異様な空気の中で男は立っていた。「サラマンダー、またアンタの仕業か。」何かの因縁があるようだった。「ぐぅっ、このいまいましい下等生物め・・・・」シャアラはとっさに聞いた。「あ・・・あなたは?」「俺か?ただの通行人だよ。そこのジジイにはちょっとした因縁があるけど。」 男は続けた。「サラマンダー、アンタだけはこりねぇな。」サラマンダーは見返すようにいった。「登場する時は周りをよく確認することだな」周りをよく見てみると、無数のロボットに囲まれている。「はあ、またガラクタの集まりか?」しかしシャアラを守りながら戦うのは不可能に近い。ここはシャアラを連れて逃げるしか無かった。