SPEED
「シャアラ!悪い!」男はいきなりシャアラを抱きかかえた。「しっかり捕まってろよ。とばすぜ!」あしを踏切った瞬間!サラマンダーとの距離は何キロも離れていった。すごいスピードで走るなか、シャアラは聞いた。「失礼ですが、あなたのお名前は?」「ジャック・サラマンダー、あのジジイの子供のいとこで速弾族だ。」「そ・・速弾族?あの音速の人種と言われる?」「ああ、そうだ。」「で、でも速弾族って1年前に全滅したはずですけど。」「そうみたいだな。俺はその生き残りだ。」シャアラは驚いて言葉が出なかった。