SPEED
「い、生き残り?」あの事件で速弾族は全滅したはずでは?」ジャックは少し黙り込み、答えた。「ああ、悪夢の7日間にな・・・・」「じゃあどうしてあなただけ生きているのですか?」「旅に出てた。」「旅・・・・ですか。」「ああ、それと生き残りは俺だけじゃない。あと二人いる。いずれ会うことになるだろう。」シャアラはいろいろな疑問を浮かべ、ジャックに抱かれて夜の道を駆け抜けていった。