桜青春記
わわわわ
この人カッコイイよ~

どきどきと心臓がやけにうるさい

「君、一年生だよね?
早く行かないと、入学式始まるよ?」
「え?」

言われてすぐさま
腕につけている時計に目をやる
時刻は八時半
入学式は九時からだけど
まだクラス表を見てない私にとったら
メチャクチャピンチ!
入学早々から遅刻なんてかっこ悪すぎる!!!

「げっ…ヤバイ…
あ、あの!すみませんでした。有難うございました!!」

深く頭を下げ
その後すぐに頭を上げると
そのまま、180度回転して
私は急いでクラス発表の行われているところへと走った
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