まいらいふ
9組の所へ行けば、もう座っている新しいクラスメートの人達の視線が突き刺さってきた。
私は、半泣き状態で近くで座る場所を指示する先生に近寄った。
「えっと、名前は?」
「山田凛です…。」
「山田…山田…、33番だからココね。」
「どうも…。」
半泣き状態で指示されたパイプ椅子に座った。
改めて周りを見ると多種多様な子が居た。
もう近くの子と仲良くなってる人。
黙って座っている人。
眠気に堪えている人。
私は、早く帰りたかった。