小春日和
「はい、コレ」
青年は紅茶のミニペットボトルを差し出してきた。
「寝てるとノド渇くだろう?」
「…ども」
開けて一口飲んで、ため息が出る。
青年は隣でニコニコしている。
「アタシに何か用?」
「用…と言うか、可愛いなぁと思って」
「アナタ、歳いくつ?」
「オレ? 大学2年生、19歳。キミは?」
「…中学2年生、13歳」
「6歳差かぁ…。今だと、犯罪になっちゃうかな?」
「何が?」
「オレとキミの恋愛」
「ぶっー!」
紅茶をふき出すも、青年はにこにことしていた。
「ろっロリコン?」
「そう言われるけど、オレ、キミにしか興味ないし」
アハハと笑いながら、言うけど…それでも犯罪と言えるのではないだろうか?
ハンカチで口元をふきながら、じっと青年を見る。
アタシを見る眼はとても優しくてあたたかい。
まるで小春日和の陽差しのような…。
「…アタシのどこが良いの? 何にも知らないじゃない」
「知らないなら、知れば良い。これからがある」
まあ、一理ある。
「それに良いところは、今のところは寝顔かな」
アタシの頬を軽くつねり、笑っている。
「寝ている姿はまるでお人形のように可愛い。起きている姿も魅力的だけどね」
「そりゃどうも」
「でも今度から外で寝る時には、オレを側に置いてほしいなぁ。やっぱり若い女の子1人じゃ危ないし」
「アナタみたいなのがいるし?」
「そうだね」
青年は紅茶のミニペットボトルを差し出してきた。
「寝てるとノド渇くだろう?」
「…ども」
開けて一口飲んで、ため息が出る。
青年は隣でニコニコしている。
「アタシに何か用?」
「用…と言うか、可愛いなぁと思って」
「アナタ、歳いくつ?」
「オレ? 大学2年生、19歳。キミは?」
「…中学2年生、13歳」
「6歳差かぁ…。今だと、犯罪になっちゃうかな?」
「何が?」
「オレとキミの恋愛」
「ぶっー!」
紅茶をふき出すも、青年はにこにことしていた。
「ろっロリコン?」
「そう言われるけど、オレ、キミにしか興味ないし」
アハハと笑いながら、言うけど…それでも犯罪と言えるのではないだろうか?
ハンカチで口元をふきながら、じっと青年を見る。
アタシを見る眼はとても優しくてあたたかい。
まるで小春日和の陽差しのような…。
「…アタシのどこが良いの? 何にも知らないじゃない」
「知らないなら、知れば良い。これからがある」
まあ、一理ある。
「それに良いところは、今のところは寝顔かな」
アタシの頬を軽くつねり、笑っている。
「寝ている姿はまるでお人形のように可愛い。起きている姿も魅力的だけどね」
「そりゃどうも」
「でも今度から外で寝る時には、オレを側に置いてほしいなぁ。やっぱり若い女の子1人じゃ危ないし」
「アナタみたいなのがいるし?」
「そうだね」