君のそばで微笑みを
とりあえず普通のTシャツに、デニム履いて腰にアフガンストール巻きつけて腕時計してネックレスしてブレスレット付ければマトモだろ?
「我ながら普通過ぎるセンス」
ちょっと悲しくなりつつも、ワックスで髪の毛をふわくしゅにしてカチューシャ装着!!
「いざ、参らん!!」
遼太に言われたとおり、しっかりと戸締りをする。
休みなのにナナと話したから、きっと今日はイイコトあるよな~なんて勝手に思いながら俺は駅へと急いだ。