君のそばで微笑みを


「もぉ~飲めないわ! いっくん強すぎ」

 
 店を出て、俺の肩を借りながらもフラフラしている友里。

 なんとも危なっかしい。



「あんだけ飲めば当たり前じゃん」


「明日仕事なくて良かったわ」


「……同じく」


 つーか結局ナナの事で相談のってもらえなかったし!

 
 ただオゴってもらって終わり、みたいな。

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