君のそばで微笑みを


「――つき。ご飯出来た」


「……ん?」


 うっすらと目を開けると、もう夜が明けていた。

 いい匂いのする方を見るとテーブルにはご飯が並べられていた。


「おはよう……もうお昼だけどね」


「いつの間に?」

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